「SDGsのビジネス戦略研究部会」のご紹介

1.目的・主旨

2015年国連決議に基づき、2030年に向けてSDGsが公表され、日本でも対応が大きな課題となっている。ビジネス分野では、サスティナブル活動としてWin-Winの展開を行う先進的な企業が現れ、ビジネス展開を各分野で試みがなされている。これらビジネス戦略の研究を行い、生産性を向上させることによって、全世界的なサスティナブル活動に繋がる生産管理研究をベースにして展開する。

 2020年の本年には、Covid-19(新型コロナウイルス)のパンデミック(感染症の世界的流行)により、SDGsの課題、世界の矛盾、世界の格差がより明らかになり、2030年SDGsに向けた取組のパラダイムシフトが必要になってきている。

2.これまでの主な取組紹介

(1)SDGsの背景
①従来取組(CSR,CSV)との比較検討 ②環境規制と競争戦略 ③SDGsの経済的便益
など

(2)SDGsの先進的取組事例調査・工場見学

(3)中小企業のSDGs対応ビジネス戦略研究

(4)SDGsの経済学―水問題としての考察―

(5)3Rから10Rへ

・取組の成果を踏まえ、日本生産管理学会全国大会での発表、論文誌投稿、高砂市での講演、東大阪市産業創造勤労者支援機構でのウエブセミナー、中小企業庁和歌山県よろず支援拠点での勉強会等を実施している。

・資本主義の変容(Share HolderからStake Holderへの重点化など)をテーマに「資本主義関西支部研究会」が発足しました。この研究会は、環境や循環経済との関りが密接にかつ大きくなり、SDGs研究と同じ立場となることから、「SDGsのビジネス戦略研究部会」と関西支部「新資本主義研究会」は、同時開催とします。

3.これからの取組予定

関西支部「新資本主義研究会」を同時に開催し、同研究会と連携して取り組む。

「SDGsのビジネス戦略研究部会」の主な取組テーマは、下記を予定しています。
①サーキュラー・エコノミーとSDGs
②グレート・リセットとSDGs
③SDGsに関する国の施策
④「ローカルSDGs」―地域循環共生圏づくりプラットフォームづくりー
⑤中小企業のSDGs対応ビジネス戦略

4.研究会開催について

(1)活動頻度は 2カ月に1回程度、大阪学院大学での対面にて実施中。
   状況により、Web会議(Skype, ZOOMなど)でも予定します。

(2)次回開催予定
  ・次回予定:2020年12月19日(土) 14時-17時
  ・場所:大阪学院大学16号館3階2号教室

 ・連絡先:入江安孝(yirie@iriesys.jp)

 

(参考)関西支部「新資本主義研究会」
上記、「SDGsのビジネス戦略研究部会」と同時開催します。

皆様のご参加をお待ちしています!!

(記事は2020.11月現在の内容です。直近の内容については「連絡先」までお問い合わせください。)