【ブロックチェーン研究会】
目的: ブロックチェーンはビットコインに代表される暗号資産(仮想通貨)で用いられる分散台帳技術です。ブロックチェーンは入力される情報の透明性や耐改竄性が高く、暗号資産(仮想通貨)以外の分野でも活用できる技術です。本研究会では、サプライチェーンマネジメントの分野におけるブロックチェーンの活用について焦点を当て、実際にサプライチェーンマネジメントにブロックチェーンを活用している企業の講演会を通して、その有効性や問題点を評価します。
活動: 年2回程度の講演会
過去に実施した研究会の紹介:
第一回研究会
日時: 2020年 12月19日(土)午後3時から午後4時30分 (50分講演,30分質疑応答)
於: Zoom オンラインミーティング(オープン参加)
講演タイトル 「ブロックチェーンを活用したサプライチェーンにおけるDX構想」
講演者:
松原 貴司:株式会社CTIA 事業推進部 DXコンサルタント
川本 航平:株式会社CTIA DXコンサルタント 株式会社BUILD 代表取締役社長 一般社団法人日本野外ワークショップ協会 株式会社MOVED 企画営業
第二回研究会 近畿大学のハッカソンの一部として実施
日時: 2021年8月26日(木) 午後2時から午後3時
場所: オンライン
内容:①「分散型ストレージビジネスの最新動向」
紺野勝弥 – 株式会社 Fuel Hash 代表取締役
ソフトバンクグループで約8年間、M&Aや資金調達、格付対応、ベンチャーキャピタル業務に従事。暗号資産取引所QuoineにCFOとして参加、後に代表取締役。マイニング事業を行うBITFURY社の日本代表を経て、マイニングファーム運営およびマイニング用ソフトウェアサービス企業Fuel Hashを起業。
②「ブロックチェーンとサプライチェーンのユースケースとニーズ」
大橋 雅人 氏 – 日本オラクル株式会社 事業戦略統括
製造業を中心としたERP導入や業務コンサルティング、データ活用の推進を担当。その後、ビッグデータ、IoT、AIといった新規技術のビジネス開発を担当し、現在はブロックチェーン始め、クラウド全般のビジネス推進のチームリードを担当。技術経営修士(専門職MOT)。
中村岳 氏 – 日本オラクル株式会社 クラウド・エンジニアリング統括
金融決済領域で銀行間決済(日銀・SWIFT・CLS)関連のアプリケーション開発のシステムエンジニアとして活躍後、日本オラクルへ。PaaS製品のうち主として、アプリケーション・インテグレーション基盤および、ブロックチェーン基盤を担当し、ユーザーの活用を支援する。
日時: 2021年8月27日(金) 午後1時から午後2時
場所: オンライン
内容:
①「ゲーム・エンタメ分野でのNFTとデジタルアイテムの未来」
緒方文俊 氏 – DeNA:株式会社ディー・エヌ・エー システム本部 技術開発室
mobageのシステム開発、ブラウザゲーム開発、Cocos2d-xやUnityによるアプリ開発、動画配信アプリの開発など幅広くエンジニアとして経験.現在は、同社の技術開発室で、ブロックチェーン技術に関する研究開発を行う。
②「自立分散型組織(DAO)コミュニティー経済圏の未来」
岡崇 氏 – 株式会社 PHI 共同代表
近畿大学国際経済学部(2020年卒業生代表として登壇)。在学中に株式会社PHIを立ち上げる。分散型自立組織(DAO)と非管理型組織の社会実装を、次世代テクノロジーのブロックチェーンで実現するプロジェクトを開始。ブロックチェーンとDAOにおける日本での第一人者。
研究会連絡先:近畿大学 森山真光
(記事は2021年10月現在の内容です。)
記事・研究会問い合わせ先:
葛西(eriko.kasai@ogu.ac.jp)